
ふるさと納税をしてみたい!
けど、いまいちどうやってやればいいのか分からない…
ふるさと納税の手順や、返礼品を選ぶコツを知りたい!
このような疑問にお答えしていきます。
市町村に寄付をすることで、その市町村の特産品などを返礼品として受け取れる制度
寄付金は後から住民税と所得税で控除されるため、実質の負担額が2000円ほどで豪華な返礼品を手に入れることができます。
この記事ではふるさと納税のやり方を手順にそって説明しますので、そのまま手続きすれば申し込みをスムーズに行えます。
ふるさと納税おすすめサイトも紹介していますので、ふるさと納税を行いたい!と思う方は必見です。
ふるさと納税の手順
ふるさと納税の手順は以下の通りです。
①限度額を調べる
②返礼品を選ぶ
③申し込みをする
④返礼品・受領書を受け取る
⑤控除の手続きを行う
寄付金控除の限度額が人それぞれ違ったり、控除の手続きをきちんと行わないと税金の控除が受けられなかったりしてしまうので、上記の手順に沿って、漏れなく行う事が大切です。
損をせずお得にふるさと納税を行うためにも、きちんと流れを頭に入れましょう!
下記でひとつひとつ詳しく説明を行います。
①限度額を調べる
寄付金控除の額は、年収や家族構成によって、限度額が変わります。
そのため、自分の寄付上限額以上を寄付してしまうと、自己負担額が2000円を超えてしまうため注意しましょう。
寄付上限額は、ふるさと納税のサイトで確認することができます。
参考に、ふるさと納税サイトの一つ「楽天ふるさと納税」のシミュレーターを紹介します。
楽天ふるさと納税 かんたんシミュレーター
例:年収500万・既婚(共働き)・子供が2人(5歳・8歳)いる場合
年収の欄:「500」と記入する
家族構成:「既婚」を選択する → 配偶者控除:「なし ( 共働き )」 を選択する
扶養家族:「いる」を選択 → 子供の年齢・人数を選択する
⇒寄付上限額:63075円
このように、年収・家族構成・扶養家族の有無を入力するだけで、かんたんに寄付上限額を調べることができます。
自分の寄付上限額を把握し、その金額を目安に寄付を行いましょう。
②返礼品を選ぶ
自分の寄付上限額を把握したら、次は返礼品を選びです。
返礼品は、ふるさと納税のサイトから選びましょう。
以下の4つのサイトがおすすめです。
返礼品の選び方
ふるさと納税のサイトでは主に「人気ランキング」「カテゴリー」「自治体」「金額」別に返礼品が掲載されています。
楽天ふるさと納税 返礼品の掲載の仕方
カテゴリーから自分の好きなものを選んだり、応援したい自治体の中から選んだりなど、返礼品の選び方は個人でさまざまです。
人気ランキングに上がっている返礼品は、還元率の高い返礼品の場合が多いです。
迷ったら人気ランキングから選ぶのがいいでしょう。
③申し込みをする
ふるさと納税サイトなら、返礼品のページに申し込みのボタンがあるはずですので、そこから順に申し込みを行っていきます。
注意点
申込む際に、手続きの種類として、「ワンストップ特例制度を利用する」か「確定申告で手続きを行う」かを選択しなければなりません。
ワンストップ特例制度:確定申告を行わなくてもふるさと納税の寄付金控除を受けられる仕組み
引用:さとふる
自治体に申請書を送るだけで、寄付金の控除が受けられます。
確定申告は税務署に行く必要があったり、申請がややこしかったりして大変ですが、ワンストップ制度を利用すれば手軽に利用できます。
ワンストップ特例制度を利用するべき人
✔1年間(1月~12月)でふるさと納税の寄付先が5自治体以内である方
✔ふるさと納税以外の確定申告が不要な給与所得者(会社員)の方
確定申告をするべき人
✔1年間(1月~12月)でふるさと納税の寄付先が6自治体以上である
✔ワンストップ特例制度の申請期限に間に合わなかった方
✔元々確定申告が必要な方
・個人事業主の方
・不動産収入がある方
・年収または給与所得が2000万以上ある方
・一定額の給与所得が2つ以上の会社からある方
・給与以外の副収入が20万以上ある方
・医療費控除や住宅ローン控除などで税金の控除・還付を受ける方
では実際に、申し込みの流れを「さとふる」を例にして説明していきます。
申し込みの流れ
1.商品をカートに入れる
2.カートの中の商品を確認し、「寄付手続きへ進む」をクリック
3.利用規約に同意する
4.寄付者情報の入力を行う
5.入力した情報の確認を行い、申し込みを完了させる
④返礼品・受領書を受け取る
申し込みが完了したら、返礼品がくるのを待ちましょう。
返礼品が届いたら、のちに受領証明書というものが送られてきます ( 同時に送られてくる場合もあります ) 。
受領書は寄付金控除の手続きに使用する大事な書類ですので、大切に保管しましょう。
⑤控除の手続きを行う
ワンストップ特例制度と確定申告では手続きのやり方が違いますので注意しましょう。
ワンストップ特例制度を利用する場合の流れ
1.特例申請書を用意・必要事項を記入する
2.必要書類(個人番号が確認できる書類・本人確認ができる書類)を準備する
3.提出期限までに自治体に郵送する
ワンストップ特例制度の申し込みの流れについてはこちらをご覧ください。
https://www.satofull.jp/static/onestop.php
確定申告で手続きを行う場合
1.確定申告で必要なものを準備
2.確定申告書の作成
3.確定申告書の提出
確定申告書の作成については下記のマニュアルをご覧ください。
https://www.furusato-tax.jp/about/tax_return
まとめ
ふるさと納税の流れをきちんと理解して、お得に返礼品をもらおう!
負担額が2000円で豪華返礼品がもらえるふるさと納税。
寄付金控除の申請を行わないと、負担額が大きくなってしまいます。
各地の特産品を楽しみながら地域を応援できるとても魅力的な制度なので、流れをきちんと理解し、お得に・楽しくふるさと納税ライフを送りましょう!