Webライターをしている方は、一度は「地雷案件」という言葉を聞いたことがあると思います。初心者ライターの方は、どのような案件が地雷案件なのか、地雷案件にあったらどうすればいいかなど、不安に思っている人が多いのではないでしょうか。
今回はWebライターが避けるべき案件の特徴を詳しく解説します。
目次
避けるべき案件の特徴
私が実際に受注して「これは避けるべきだったな」と感じた案件の特徴を以下に示しました。
記事納品数によって単価が上がる仕組みの案件
執筆以外の作業が多くある
マニュアルが多すぎる&細かすぎる

記事納品数によって単価が上がる仕組みの案件
記事の納品数によって単価があがる仕組みの案件はあまりおすすめできません。理由は以下の2つです。
①最初のころは低単価であることが多い
②スキルアップにならない
①最初のころは低単価であることが多い
最初はものすごく低単価であることが多いです。記事の納品数が多ければ多いほど単価があがりますが、MAXの単価でも1円/文字ぐらいでしょう。

②スキルアップにならない
納品数によって単価が上がる仕組みということは、そのメディアは質より量を重視している可能性があります。
Webライターの仕事は読者の役に立つ記事を書くこと。質のよくない記事は読者の役に立ちません。質を重視しているメディアで、きちんとフィードバックをもらいながら仕事をしないとスキルアップができないので注意です。
このように、単価も低いまま&スキルアップに繋がりにくいことから、記事納品数によって単価が上がる仕組みの案件は避けるほうがよいでしょう。
執筆以外の作業が多くある
執筆以外の作業量が多くある案件は避けるようにしましょう。実際、私はこのような案件を受けて、作業に多くの時間がかかるにも関わらずスキルアップに繋がらないため、心も体も消耗してしまいました。
執筆以外の作業とはどのようなものか、以下に具体的に示します。
・画像選定(フリー画像から選定・SNSから画像を探して埋め込む作業など)
・商材設置
・入稿作業
執筆以外の作業はWebライターの定番の仕事となりつつありますが、なるべく避けた方が効率的です。
もし執筆以外の作業が多い案件を受ける場合は、別料金で貰うのがベターです。
マニュアルが多すぎる&細かすぎる
マニュアルが多すぎる&細かすぎる案件も、私は極力避けるようにしています。
まず、マニュアルを読み込むのに膨大な時間がかかります。量が多く記憶することは不可能のため、記事執筆前に毎回読み込むことになります。記事を書いた後も、きちんとマニュアルに沿って書けているかを、記事とマニュアルを照らし合わせながら確認します。
そして、マニュアルが多すぎる案件は、決まって記事執筆のマニュアルが細かいです。例えば、下記のようなことが指定されていたりします。
・文中に指定のキーワードを○○個入れる
・1見出しにつき△段落を超えないようにする。行は××行に収める。
・内部リンクは◎個以上入れる
このようにキーワード数や段落数などが決められているような細かいマニュアルがあるとスムーズに執筆できません。
マニュアルがある案件は安心できると思いがちですが、このように執筆がさえぎられてしまうものもあるので注意が必要です。
地雷案件を避けるために気をつけること
地雷案件を避けるために気をつけることは以下の2つです。
低単価の案件はうけない(1円以下)
「初心者歓迎!」の誘い文句に気をつける
大量募集案件に気をつける
今回紹介したような案件は、「ライター初心者歓迎!」との誘い文句で、低単価で大量に応募がかけられていることが多いです。もちろん低単価だからといってすべて地雷案件ではありませんが、よく見極めて応募するようにしましょう。
とはいっても初心者の方が見極めることは難しいです。もし案件を受けてしまっても、謝罪文を入れて辞退するか、早めに断るようにしましょう。
まとめ
避けるべき案件は、スキルアップに繋がらなかったり、お金にならない時間が多くとられてしまうことが特徴です。Webライターで稼いでいくには、執筆スピードやスキルアップは必須。効率よく仕事をするために、地雷案件は避けるよう気をつけましょう!