働き方改革をふまえて政府が副業を推奨しはじめてから、副業に興味を持ち始めた方が多いのではないでしょうか。そして副業の中でもWebライターは、未経験でも気軽にはじめられる仕事のひとつとして注目されています。
私は日系大手に勤めながら、副業としてWebライターをはじめました。本業はライターでもなんでもないので、未経験からの挑戦です。今回はなぜ副業をはじめたのか、副業としてなぜWebライターを選んだのかについてお話します。
Webライターに興味がある方、副業をしたいけど何をはじめようか迷っている方に、少しでも参考になれば幸いです。
目次
副業をはじめた理由
自分の力で稼いでみたかったから

憧れのような単純な理由もありましたが、会社に入ってからどんどんこの思いは強くなりました。
私は現在日系大手に勤めています。大手に入社できたことは本当に光栄だし、恵まれたことに職場はとても居心地がよく、楽しく仕事しています。しかし「この会社からほっぽり出されたら、私は何もできることがないな…」という不安が常についてまわっていました。
個人で働いている人達は、会社に頼ることなく、自分のスキルや商品を売りにして稼いでいます。終身雇用がくずれいている昨今だと、そのようなスキルや商品を自分で持っていることは、とても強みになります。
会社に頼らないと何もできない自分が嫌だった
個人で稼ぐスキルが今後は大事になると気づいた
この2つの理由が私の中で大きくなり、まずは副業として、自分で稼ぐ経験をしてみようと思ったことが、副業をはじめるきっかけになりました。
クリエイティブな仕事がしたかったから
昔、私が憧れていた職業は漫画家・モデル・アイドル・デザイナーなど……
なれる訳がない、と思い込んで挑戦しようとすらしませんでしたが、憧れていたことは事実です。
この職業に共通することは「自分で表現する仕事」であることです。漫画家は自分でマンガを書いて商品にする、モデルは服を着て服のよさを表現するなど、自分の中にある何かしらのものを表現するクリエイティブな仕事であることがわかります。
副業は、クリエイティブな仕事がたくさんあります。よくおすすめされている副業は以下の通り、クリエイティブな仕事が多いです。
ブログ
Youtube
Webライター
Webデザイナー
ハンドメイドアクセサリー
これが副業をはじめた2つ目の理由です。
手取りが少なかったから
一番危機感を抱いたのは、社会人2年目になって初めてひとり暮らしをしたときでした。家賃や光熱費、食費などで給料はほとんど無くなり、貯金できる金額はわずかしかありませんでした。「大手に勤めていて、20代後半で、ひとり暮らしもまともにできないっておかしくない…?」と、自分の稼ぐ力に疑問を持ちました。
そのような疑問をもった頃にタイミングよく、「手取り14万円はお前が悪い」との発言が話題になった、ホリエモンのYoutube動画を目にしました。その動画でハッキリ自分のスキルの無さ、稼ぐ力が不足していることを突きつけられました。
副業は実際にお金を稼げるし、その経験により稼ぐ力も身につきます。スキルを身につけながらお金も稼げるなんて、やらない理由がないと思い、副業をはじめました。
副業でWebライターを選んだ理由
クリエイティブな仕事の中で一番はじめやすかったから
副業でクリエイティブな仕事はたくさんありますが、その中でもWebライターは未経験から気軽にはじめられる人気の職業です。
はじめやすい理由は以下の3つです。
文章の型を知れば、どんな人でもそれなりの文章がかけるから
クラウドソーシングサイトを使用すれば、在宅でかんたんに仕事を受注できるから
専門知識が無くても、Web検索で情報収集すればいいから
例えばWebデザインはプログラミング言語の習得が必要なので、そのスキルを習得するまでは実際に仕事を受注してお金を稼ぐことはできません。また、ブログは同じ文章を書く仕事ですが、実際に稼げるようになるには多くの時間がかかりますし、稼げるという保証もありません。
対してWebライターは上記に述べたように、日本語が分かる人であれば基本仕事を受注できます。専門知識がなくても、Web上できちんと情報収集ができれば問題ありません。
いかに読者に分かりやすく、心にささる文章を書けるか、この点がとてもクリエイティブな一面で、かつ大変な面でもあります。
もともと本を読むことが好きだったから
Webライターを選んだ理由の2つ目は、もともと本を読むことが好きだったからという理由です。小説やマンガは小さい頃からよく読んでいたし、社会人になってからは、ビジネス本やエッセイをよく読むようになりました。
本が私の人生を変えてくれた場面は何回もあるし、元気をもらったり、心が癒されたりしたことも数えきれないほどあります。
クリエイティブな仕事をしよう!と決めて、いざ何をしようかと考えたときに、一番身近で一番ふれる機会が多かった「文章を書く」仕事がいいのではと思い、Webライターを選びました。
「ライティング」という一生使えるスキルが身に付くから
Webライターを選んだ3つ目の理由は、「ライティング」というスキルが身につくからです。終身雇用制度がなくなり、安定した収入を得ていくためには、スキルを身につけることが最重要です。
ライティングスキルを身につければ、ライターとして個人で稼げます。ライター需要はもうないとの意見をよく耳にしますが、文章コンテンツは音声や動画に比べ最短で情報を仕入れることができるコンテンツです。そのため、文章コンテンツの需要はなくなりません。
またライティングスキルは、ライターとしてだけでなく他の仕事にも活用できます。Youtubeの台本制作や、電子書籍の執筆代行など、ライティングが活かせる仕事は多くあります。
また、Webライターの仕事で一番多いSEOライティングは集客をするためのライティングです。集客はビジネスにおいて最重要事項といっても過言ではありません。ライティングスキルは、ビジネスにおいても必須スキルなのです。
このように、執筆の仕事にもビジネスにも応用できる「ライティングスキル」を身につけることができるので、副業でWebライターをはじめました。
即金性が高いから
Webライターは即金性が高いです。記事を書き、クライアントに納品すればお金がもらえます。ブログだと記事を書いてもすぐには稼げません。稼げる記事になるかどうかもわからないですよね。
私はブログも運営しているのですが、自分のブログで稼ぐ難しさを痛感しました。私がブログで稼げた額は、1年間で3000円ほどです。ブログのメリットは、自分のコンテンツで成功すれば大きな資産となるところですが、手取りが少なかったこともあり、即金性の高い副業もやりたいな、と思いでWebライターをはじめました。
まとめ
今回は副業をはじめた理由と、副業でなぜWebライターを選択したかについてお話しました。
Webライターは即金性が高く初心者でも稼ぎやすい仕事です。また、「ライティングスキル」という仕事にもビジネスにも使える一生もののスキルが身につきます。クリエイティブな仕事をしながらお金が稼げて、尚且つスキルも身につく、魅力的な仕事です。
もし自分でお金を稼いでみたいとか、手取りを増やしたい、将来のためにスキルを身につけたいという人は、ぜひWebライターとしてデビューし、自分らしく働いてみてはいかがでしょうか。